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私の好きなことってなんだろう

開発のMMです。

私は子供の頃から手芸が好きで小物を作ったりセーターを編んだりしていました。10代のころ、特に目的もなく何となく情報処理の学校へ進学しました。
その後、せっかく情報処理の学校へ行ったんだからということで、資格を取りました。
就職を考えるとなった時、本当は好きな手芸を生かせる方へ行きたいと思いましたが、情報処理を勉強したのだからということで、手芸は趣味にとどめ、ソフトウェア開発の会社へ入社しました。
SEの世界に入ったきっかけは、そんななんとなくのものだったのです。当時は今のように1人1台パソコンを提供してもらえる時代ではありません。

Windowsもありません。

Excelもありません。

なので、その時はほとんどが机上だけの勉強で自分の実力をわかっていませんでした。
今思えば入社後は苦労していました。「24時間働けますか?」と唄われていた時代です。
仕様書は手書き、使いまわすときはコピーして字消インクで消して修正、コーディングは(新人は)まず紙に書いてから、DBの内容はA3に手書きされたものがキングファイルに閉じられずらりと並んでいる。。。それが当たり前の光景でした。そして残業なしでは納期には間に合わない、もはやそこかしこで残業自慢です。(笑)

「俺、残業400時間超えた」

どうやったらそんなことに・・・・。私はせいぜい200時間ってところです。

いずれにしても、そんな日々は今考えれば大問題ですよね(笑)。
でも過ごしているうちに、「あれ、なんか気分がすっきりしてるな」ということに気が付いたんです。
子供の頃から手芸が好きだった私。

物を作るということが好き
→プログラムもものづくり。

そう、私は完成したときの達成感が好きだったのです。
そんな風にSEとして働いていましたが、その後結婚し、子供が生まれたことによって、「残業は無理」になりました。
そしてこの業界から離れ、コンピュータからは無縁の業界でシフト制のパートとして働くことにしました。
それはそれで、今まで知らなかったことをたくさん勉強でき、視野も広がり、良い経験となりました。そして子供もある程度大きくなったころ、ご縁あってこの会社に入社しました。
ものづくりの現場に戻ってきたんです。またものづくりができることは純粋に嬉しい。
しかし久しぶりのパソコンでした。
最初は緊張と、急激な進化に四苦八苦しておりましたが、ひとつひとつものが完成していく楽しさを思い出しました。

今は久しぶりに、あの「すっきりした気分」を取り戻してきているところです。

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