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運命の出会い

総務部長の黒田です。

幼いころから偶然に何度か出会った人と、次にまた会えたら結婚しようと約束し、10年ぶりに巡り会って本当に結婚したという話を聞いたのですが、実は私にも、夏になると思い出す偶然の出会いがあります。

最初の出会いは、小学5年生の夏休みのことでした。

その子とは、海外旅行先でたまたま同じルートを旅していたことで、一緒に行動することがあり、少し仲良くなりました。しかし、その時は特に連絡先を交換することもなく別れました。お互いまだ子どもですし、スマホなんて無くポケベルの時代でしたので、気軽に連絡先を交換することもありませんでした。

ですからもちろん、それっきりになるはずでした……。

次に出会ったのは、中学3年生の時です。

大手塾が主催する高校受験の全国統一模擬試験で、会場には地元だけでなく各地から受験者が集まっていました。そして、そこで再びその子に出会ったのです! 少し大人びていましたが、間違いなくあの時に会った子でした。目が合った瞬間、確信しました。向こうも驚いた様子の後、にっこりと笑いかけてくれました。その後お互い違う部屋に誘導され、その日は再び会うことができず。

それで終わりのはずでした……。

3度目の出会いは、その翌年でした。

無事高校に合格し、初めて登校した日、なんとそこにいるではないですか! 教室で顔を合わせて「すごい偶然だね!」と二人で大笑いしました。私は地元から通学していましたが、向こうは学区外からの受験で1時間半もかけて通学していました。
しかし、高校卒業後、私は地元に残り、向こうは東京の大学へ進学したため、それで疎遠になってしまいました。

本当にそれっきりになるはずでした……。

4度目の出会いは、それから5年後です。

私も就職で上京し、1年が経とうとしていた頃、池袋駅でばったりと再会したんです!

「すごい運命だね!」
「本当にすごい偶然だよ!」

こんなことがあるものなんですね。本当に運命的な何かを感じざるを得ませんでした。

まぁ、もしアイツが女性だったら私もここでプロポーズしてたに違いありません。

…運命とは時に残酷でもあります。

 

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