総務部長の黒田です。
独立前に所属していた会社に入社するとき、そこの社長は「この会社は社員のための会社だ」と力説していました。その社長が独立する前にいた会社も、社員の待遇をよく考えている会社というはずだったらしいのですが、そのうちに何だかんだと理由を付けては待遇を微妙に下げ出して、幹部だった社長が、社長と喧嘩別れして独立したそうです。
で、結局はその社長自身も同じ様なことをやり出してミイラ取りがミイラになってしまったのが、当社設立の大きな要素ではあるのですが、直接的な事件のお話しは(またしても)別の機会ということで。
二度あることは三度あると言いますが、果たして当社は初志貫徹できるのでしょうか!?
会社を経営していて、今ならよく分かります。
こんな小さな会社でもそこそこの単位のお金が出入りしています。しっかりと覚悟を決めていないと一瞬で暗黒面に堕ちるのも無理はないと思います。この金をどうやって自分の懐に入れるかと言うことに執着し始めるのに時間はかからないでしょう。
まぁ、将来の目標とかなくただ漫然と経営しているならそれぐらいしかやることないんだろうなと思いますが、我々にはまだまだやるべきことがたくさんありますので、その投資のためには社員に還元しつつもしっかりと会社にも資金を残しておく必要があります。
なにより、そんなセコいことするのはダサすぎます。